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給料からの天引き (設例)
事例
1日出社したらその後無断欠勤。
人が足りなくて業務が回らなくなり、臨時休業せざるをえなくなった。
考察のポイント
労働時間管理 無断欠勤 給与支払い原則
次の例はよくある事例ですので紹介しておきます。
残念ながら今の時代では、採用の際に、このような場合の対処まで考えざるをえないです。
事例:
アルバイト社員を1人採用した。
職務内容は、飲食店での配膳。仕事に慣れたら調理補助のしてもらうことを伝えた。
採用面接の際には、本人は 飲食業で務めた経験があるとのことで
経験者として、給料も通常のアルバイト社員より50円アップしていた。
本人も その評価に喜んでいた。
彼の勤務初日にランチに合わせて10時から17時まで 6時間働いてもらった。
傍から見て経験者とは思えない様子ではあったが、
初日なので要領が多少悪いことはそんなに気にならなかった。
勤務3日目、いつまで経っても来ない。
こちらから電話かけても電話に出ない。
仕方がないので、休日の別のアルバイト社員Bさんに無理を言って来てもらった。
休日出勤をしてもらったので、Bさんには 割増賃金を払った。
勤務予定日3日目も、いつまで経っても来ない。
こちらから電話かけても電話に出ない。
仕方がないので、本来休日であったCさんに無理を言って来てもらった。
休日出勤をしてもらったので、Cさんにも 割増賃金を払った。
4日目の朝、携帯にメールが届いていた。
「辞職届」と「1日分の給料を銀行口座に振り込んで欲しい」 と書いていた。
事業主は、
無断欠勤に伴う損金を給料から天引きすることはできないのか?
無断欠勤に伴う損金を請求できないのか?
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